584 / 1,116
武闘大会編
565話 本気も本気
しおりを挟む「これは凄いな。本気を出したくなる。」
そう言って翔は付けていた魔道具を外した。
計30個ほどの身につけていた魔道具を外し、収納魔法に収納した。
「これは、魔王様に引けを取らないオーラですな。まさか、自分を抑制するための魔道具でしたか.....。」
そう、翔が付けていた30個ほどの魔道具の全てが商の能力の何かしらを縛るものだった。
常に効率を追い求めてしまうため、日常生活から魔力を上げる生活や筋力を増やす生活をしている。
「嫌だねぇ。君の前に立った時に感じたあれは気のせいじゃなかったのか.....。」
「何を感じたんだ?」
「あの人と同じ空気感だよ。二皇にいる人さ。」
「それは光栄だね。」
「本当に嫌になるね。だけど、カルル族の誇りにかけて俺は戦う相手に負けるわけにいかない。」
"刹那"
それは先程までとは比べ物にならない速さだった。
トゴォーン
翔はそれにぶつかり吹っ飛んでいった。
だが、ジルコは明らかに悔しそうな顔をしていた。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
2,186
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる