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武闘大会編
561話 紫狼丸
しおりを挟む「おっ、お主か。楽しみにしてるぞ。」
「あ、あの人は一日目面白かった人だ。」
「翔さん~頑張ってください~」
「翔、やってやれぇ!!」
「翔殿、ご武運を.....。」
翔は全ての国の選手、ギャラリーに応援されながらステージへと上がった。
「あ、君は一日目に余興をしていた人だね。あれは実に面白かったなぁ。僕も学ばせて貰ったよ。」
「それならやって良かったよ。俺も『六閇』に会えて光栄だ。」
「まあ、そんな大したことじゃないよ!お互い頑張ろうぜ!」
翔は明らかに舐められていた。
「お互い準備はよろしいですか?」
翔は刀を出した。
「お前の初陣だ。暴れようか『妖刀 紫狼丸』。」
妖刀 紫狼丸。この素材は街に売られていた妖剣に使われていたものを溶かして作ったものだ。
妖剣というのが、この世界でも存在していて手にしたものには不幸が訪れると言われている。
主人も処分したかったため、安く買えた。
調べてみると人狼型の悪魔「ガルグァ」の素材が使われていることがわかった。
この剣には「ミール=ズーネ」と書かれていた。
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