テンプレを無視する異世界生活

ss

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武闘大会編

560話 10番

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「なんと、ウォラーレは0ポイントです!!」


「難易度高すぎじゃないかのぉ。」

「まあ、仕方ないですね。魔族と五色竜が相手ですので、サクサク行ける方が怖いですよ。」

「それもそうじゃな.....。」


まあ、これは繋ぎのステージだからあまり難易度に関しては触れる必要はないだろう。


「では、お次のチームは.....」


デレン


「アルーシャァァァァァァ!!!」

「選手はステージへと上がってください!」


アルーシャからはジルコのみが出てきた。

恐らく前の二チームを見て、他の奴らじゃ勝てないとふんだのだろう。

無駄に戦うくらいなら、体力を温存させて次に備える といったところだろう。


「では、対戦相手をお引き下さい!」


「さっきの爺さん以外で頼む!!」

ジルコもムーシャの強さに気づいていた。

絶対に勝てないことも知っていた。

『四覇』に『六閇』がタイマンで勝つことは不可能に近いから、賢明な判断だっただらう。


「10番だ!」


それは、赤玉だった。
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