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武闘大会編
554話 五色竜の頭
しおりを挟む「うちの若いのが世話になったようだな。」
「ほぉ、次は黒竜さんがお相手ですかい。」
「今、お前は少し俺を侮ったな。」
「さしづめ、「闇属性なら勝てる。」、「赤竜がいた五色竜レベルならまだやれる。」とでも思ったようだな。」
「あちゃぁ~バレたかぁ。」
「まあ、余裕とまではいかないが、いい勝負は出来ると思うぞ。」
バルムスは少しの余裕を見せていた。
「では、試合始め!!!」
"死雪"
ステージに黒い雪が降った。
バルムスは本能的に危険を察知し、自分の周りに魔法を張った。
「安心しろ。当たったとて死にはしない。」
「それは、お気遣いどうも。」
「じゃあ、次は俺からいかせてもらうかな。時間もないしな。」
バルムスは赤竜の時と同じように黒竜に向かっていった。
キンッ
黒竜はそれを"黒刀"でうけた。
「悪くない太刀筋だ。だが、翔と比べるとお粗末なものだな。」
そう言って、黒竜はバルムスの剣を軽く弾いた。
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