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武闘大会編
515話 余裕と緊張
しおりを挟む「恐らくだが、剣の質ならお前の方が少し勝ってるだろう。だが、勝っているのはそれだけだ。他は俺には何一つとして勝ってはいない。」
そんなことはファンドが一番よく知っているはずだ。だがなバルムス、お前は少し勘違いをしているようだな。
「うおぉぉぉぉぉ!!」
ファンドはバルムスに連撃しにいった。
キンッ
キンッ
バルムスはそれを余裕の表情でいなしていく。
"一角閃突"
剣を弾いた瞬間にバルムスはファンドを突いた。
ザァァア
ファンドは5mほど飛ばされた。
「効かないな。」
大剣を盾にして攻撃を防いでいた。
「ほぉ、なかなかやるな。お前ならこれからも強くなれる。だけどな、今のお前じゃ俺を超えることは不可能だ。」
経験、魔力、魔法精度、どれをとっても恐らくファンドはバルムスには勝てない。
これは仕方なの無いことだ。才能は努力の分だけ磨かれていくものだ。
10個以上も歳が違うバルムスによく食らいついている方だ。
普通に考えたらファンドの勝ち目はゼロに近い。
普通に考えたらな..........
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