テンプレを無視する異世界生活

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武闘大会編

513話 遠慮なく

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「流石のあんたでもあの炎は予想できなかったようだな。少しばかり手元がおぼつかなくなって、傷を負ってしまった。そして、俺と話をするふりをし回復する。」

「SSランクの冒険者となるとやることも違うな。」

「それが分かっていて、反撃しなかったのは出来なかったからだろ?」


ファンドの挑発をかわし、逆にカウンターを入れようとしてきた。


「いいや違うよ。さっきのやつは試し程度のやつだ。能力はその時点で大体の予想はついた。だから、俺はそれを試したかったんだ。」

「それなのに、あんたに勝手にくたばられたら意味ないだろ?」

「言うじゃねぇかガキンチョ。本当にそうか試してみるといいさ。」

「じゃ、遠慮なく。」


さっきのはイメージを大きくし過ぎたな。今度は剣の周りに濃度の高い炎を纏わせるイメージをして魔力を流してみるとするか。


ファンドは魔力を込めた。


すると、紅色の炎が剣の周りに纏われた。


「じゃあ、いくぞ。」


そう言って、ファンドは踏み込んだ。


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