テンプレを無視する異世界生活

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武闘大会編

505話 研究バカ

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「カレントの四人目はこいつだぁぁぁぁ。カレント1番の研究バカ!ルートルゥゥゥゥ!!」


ちっちゃい小学生ほどの背の子が出てきた。


「お前のところは子どもが多いんだな。」

「いや、あれはれっきとした23歳のお兄さんだよ。」

「成長しなかったんだな.....。」

「昔から引きこもりがちだったららしいから、伸びなかったんじゃないか?」

「それより、あいつは強いのか?魔力をあまり感じないのだが.....。」

「強くはないな。むしろ足でまといだ。」


┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈


「あなたが商業ギルドのギルドマスターのリィーンさんでしたか。」

「私をお知りなのですか?」

「それは当然です。対戦相手の情報は全て頭に入っていますから。」

「それはとても勤勉な方ですね。」

「そういうあなたもなかなかでしょう?」


「二人とも準備はいいか?」


レフェリーが二人の会話の間を割って入ってきた。


「はい、大丈夫です。」

「いつでもどうぞ。」
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