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武闘大会編
499話 四人目はリィーン
しおりを挟む「あぁ、あいつは演舞もやるからな。初撃も大事だが、それと同じくらい次の手も重要なものなんだ。」
「じゃあ、あいつを倒せるやつっていないんじゃないか?」
「それは違うな。速さでは勝負は決まらない。俺はあいつに勝ったしな。」
「剣術でか?」
「いや、俺は素手だったな。」
「嘘だろ?!」
「リーデルは追い込まれてきました!!リーデルの四人目はぁぁぁ、リィーーーーーン!!!!」
「あれは商業ギルドのギルドマスターだろ?」
「あぁ、多分リィーンさんがこの試合勝つぞ。」
「さっきも同じようなこと言ってなかったか?」
「ダンは初撃を回避できるとしか思っていなかった。だが、あの人は相当に頭がキレる人だ。居抜の弱点をもう既に見抜いてるはずだろう。」
「あいつに弱点なんかあるのか?」
「あるに決まってるだろ。なかったら、本当に勝てるやつはいない。」
「まず、考えてみろよ。かわせないものをかわそうとするのが間違ってるんだ。かわせないのなら」
「そう、簡単な話です。ダンは全く.....。かわせないなら、当たらなところにいればいい話です。」
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