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武闘大会編
497話 ダンが相手
しおりを挟む「おいおい、マジかよ。あいつの強さはズルいんじゃねぇか。」
そう渋りながら、ダンはステージへと上がった。
「うちの三人目はダンだったのか。」
「あぁ、お前のとこのギルドマスターか。」
「そうだ。」
「ダンとやらに居抜の抜刀を防げると思うか?」
「そうだなぁ。あいつならもしかしたらいけるんじゃないか。」
「本当か?!」
「では、お互い準備はよろしいですか?」
居抜は無言で頷いた。
参ったなぁ、始まった瞬間にあの意味がわからない一撃がくるのか。恐らく、防御魔法の展開のスピードでは追いつかずに切られて終わりだ。
かと言って、それを防ごうとしてもまず間に合わない。どうしたものか.....。
ハッ
そうだ、こうすれば当たらないではないか。
ガシャン
ダンは大剣を盾のように自分の前にして構えた。
「よし、いいぞ。」
「では、試合開始!!!」
レフェリーのコールで試合が開始した。居抜は先程の試合と同様に抜刀からの納刀をした。
キンッ
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