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武闘大会編
471話 技の再現
しおりを挟む「あらら、あんたらのとこのリーダーさんはやられちゃったようだよ?」
フェルが煽る。
「ヘンリのやつ.....上出来だよ!」
「あぁ、あの巨体と互角とかやべぇな。」
ヘンリの期待度はあまり高くなかったんだろうな。だからこそ互角になった今、士気は確実に高くなっている。
「隙あり。」
リンが話していた二人に矢を放った。
「残念だねお嬢ちゃん。」
キンッ
二本とも地面へと落ちた。
「?!?!」
「へぇ、リンと同じこと出来るやついたんだね。」
「ありゃりゃ、少しズレちゃったな。嬢ちゃんみたく真ん中には当てれなかったよ.....。」
真ん中に当てる当てない以前だわ。私は幾度となく練習してきた。威力が低いからこそ、後衛へ回り援護をすると決めた。そのためにたくさんの練習をしてきた。
それなのに、あの人は私のを見ただけで再現した.....それも1回で。
私は弓士として、あの人より劣っている.....。
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