462 / 1,116
武闘大会編
445話 生産ギルド発足
しおりを挟む「生産ギルドですか。」
「あぁ。この国で鍛冶が有名なのは当然知っているが、鍛冶ギルドにしてしまうとギルドメンバーが偏ってしまうだろう。隣国のリーデルには生産ギルドはないのだから、ここに生産ギルドを作ることによって、身分も保証されるし職にもありつけるしで一石二鳥だ。リーデルからウォラーレに住みつく人も増えるんじゃないか?」
「確かにそうですね。やはり、翔さんに相談してよかったです。」
考えれば普通にわかることだろうと思うだろうが、どうしてもドワーフとしての誇りがあるんだろうな。
だから、頭ごなしに否定するのではなく理解した上で合理的な案を出してやると結構すんなりいくものだ。
恐らくジャンはそれを理解した上でドワーフに信頼がある俺を派遣したんだろうな。
ドワーフが意見すると、「ドワーフのくせに誇りがないのか!」とか言われることを懸念したんだろうな。
ジャンもなかなかの敏腕王様ですな。
だけど、問題はどうやってギルドを立ちあげるか.....。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
2,186
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる