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魔族編
423話 昔話
しおりを挟む「マジで疲れたんですけどぉ。」
本当に疲れた。疲れすぎてギャル口調になるほどだ。
「翔、コークと戦ったらしいじゃないか。」
「そうなんだよフォース。あいつ本当に強いよ。てか、七剣であのレベルとかフォースと側近とか無敵じゃん。」
「ハッハッハ、そうだな。俺らはもっと強いな。」
「だてに長寿の種族じゃないんだな。」
「でも、そんな年月さえもセンスと頭脳で軽々と追いつく翔の方が俺は恐ろしいけどな。」
「昔もそんなようなこと言われたな。」
「昔?」
「あぁ、そうだ。」
翔は少し寂しそうな顔をして、昔のことを話し始めた。
「とそんな感じで今と同じことを言われたわけよ。でも、俺だって努力は人一倍しているつもりだ。ただ、その努力を他人には見せないだけだ。」
「なぜだ?努力を見せればみんなが翔を改めて認めるではないか。」
「確かに合理的考えればそっちの方がいいんだろうな。だけど、俺はそうしない方法を選んだ。」
「だって、努力は語らない方がかっこいいじゃん!それに俺は努力を結果で示したいんだ。」
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