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魔族編
392話 幹部との戦い④
しおりを挟む「僕の手品からは目が離せないでしょぉぉ。」
「硬質化」
キン
クロは当たる一部分を竜の身体に戻し、ナイフを弾いた。
「くだらねぇ魔法使って舐めんじゃねぇぞ。」
「あらあら、黒竜には僕の魔法はお気に召さなかったですか。」
落ち着け俺。こいつらには生半可な魔法は効かないことはわかっている。後ろにもう一人いるから温存しようと考えていた俺がバカだった。全力で深くなった俺の闇魔法を.....。
「死の範囲」
クロの半径1mに黒い膜が張られた。
「こんなかに入ることはオススメしない。といっても目が見えないお前には分からないだろうがな。」
「いえいえ、よく見えますので心配は無用ですよ。」
こいつは何らかの能力で目が見えているのか.....。まあ、見えてようが見えていまいが俺には関係はない。
「あらあら、その魔法はもう辞めちゃうのですか?」
死の範囲は魔力をたくさんくってしまうため、必要の時以外は消えるようにしている。一度発動すれば意識するだけで、再発動が可能だった。
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