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魔族編
380話 すぐに協力
しおりを挟む「そうなんだな。よかったじゃん、好きなことが出来るっていうのはいいもんだろ?」
「まあ、そうなんだけど頼られることが少なくなったのは少し寂しいかな。」
「でも、旅にいけたことで翔に会えたんだから旅してよかったよ。」
クロは輝いた純粋な笑顔で翔に言った。
「俺の仲間が待ってるからそろそろ行くよ。元気なのが確認できてよかったよ。」
「俺もついて行っていい?!」
「魔族と戦うんだが、クロは魔族と敵対していいのか?」
「まあ、別に大丈夫かな。」
そんなあっさりしてるのかよ.....。一応、クロはすごい権力者だよな.....。
「大丈夫ならいいんだが、うちの奴らがクロに怯えるかもしれないから、そこだけは気をつけてくれ。」
「わかった。まあ、翔が認めた人ならそんなに怯えないでしょ。」
俺らはみんなの元に戻った。
「武器を下ろせ。こいつは大丈夫だ。」
大きな魔力が近づいてきて臨戦態勢に入ったんだろうな。まあ、対応力は〇だな。
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