385 / 1,116
魔族編
368話 刀の完成
しおりを挟むこうして俺は、収納魔法を付与した小さいカバンと大量のポーションを用意した。
ポーション作るのは錬金術じゃなくても出来るこの世界好き。
そう言いながら、薬草を調合していた。
ピコン
お、出来たようだな。
机の上に置いてある箱から音が鳴った。
これは簡単に言えば報告するための信号を飛ばすものだ。
1回で呼び出し、2回で緊急要請、3回でそっちに行く とこんな感じで使い分けている。
で、今1回鳴ったから呼び出しだ。ちなみにジャンからだな。あれが出来たってことだな。
シュン
「ジャン、出来たんだな。」
「あぁ、出来たぞ。」
そう言って、ジャンは俺の前に刀を出した。
シューン
翔は刀を抜いた。
キランキラン
「いい刀だ。期待以上の出来だ。」
「当たり前だ。わしが2日ぶっ通しで鍛えたんだ。」
「王様、暇かよ。」
ジャンは声を荒らげながら
「この小僧はっ倒してやろうか!!」
「冗談だ、本当にありがとうな。」
「なんじゃ、気持ち悪いやつじゃの。」
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
2,186
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる