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魔族編
349話 本格的な訓練⑬
しおりを挟む彼女は魔法科 4位の雷属性のグノール。魔法科随一の切れ者だ。
「彼女になら負けないよ。スクが負けた分、勝ちをここで確実にしておいた方がいい。」
「頼んだぞ、グノール。」
二人ともコンディションは良さそうだな。
「では、試合開始!」
明らかに弓を主武器にするアンが不利だと普通は思う。
だけど、彼女の弓は全てのレンジをカバー出来る。
「連射-速」
一度に10本の矢がグノールに飛んでいった。
「雷撃」
グノールから出た電気が全ての矢を撃ち落とした。
「さすがですね。魔法科の頭脳と呼ばれているのはだててはないですね。」
「そういうあなたも強い。下手な攻撃だと今のは撃ち落とせなかった。」
うん、お互いを認めあっているのはいいことだよ。これぞ友情!俺が出来なかった切磋琢磨をして頑張りたまへ少年少女達よ!
「曲射-解」
「連射-極速」
まだ早くなりますかい。
30本もの矢がグノールに向かって飛んでいった。
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