360 / 1,116
魔族編
343話 本格的な訓練⑦
しおりを挟む「でも、期間中には最低でも2秒台にはもっていけると思うぞ。」
「本当ですか!」
「ああ、本当だ。」
「じゃあ、一つ質問だ。自分の得意属性以外の魔法を使ったことがあるやつはいるか?」
シーン
誰もいなかった。
「なぜ、みんなは得意属性の魔法以外を使わない?」
「それは、訓練しても無駄だからですよ。かの有名な天才魔法使いですら、不得意属性の魔法は全然と言われていますので。」
「では、一般的には不得意属性の魔法は使えないということだな。」
「そうですね。」
「俺は全属性が使えるんだが、なぜ全属性が使えると思う?」
「全属性ですか.....。それは、全部に適性があるからですよね。」
「正解だが、不正解だな。」
「適性属性は魔力の流れで決まる。身体に流れている魔力の流れが各属性に適応できるか否か。それが、得意属性の本質だ。」
「魔力の流れですか.....。」
「得意属性を複数持っているやつは知っているだろうが、属性によって魔力の流す感覚が違うんだよ。」
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
2,186
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる