357 / 1,116
魔族編
340話 本格的な訓練④
しおりを挟む「目隠しして武器を使うことに何か意味はあるだろうか?」
「ある。翔さんがやれっていったことだ、必ず意味がある。」
これは簡単なものだ。目が見えなければ、触覚が鋭くなりいつもより握りや、感覚をより意識するようになるんだ。
「じゃあ、俺は魔法組の方に行ってくるからそれを続けといてくれ。」
「見てくれないんですか~」
よし、魔法組の方に行こう。
「すまない、待たせたな。」
「はぁ、はぁ、魔力が.....。」
俺は戦士組を教えに行く前に魔道具を渡しておいたのだ。
一定の魔力を与えないと光らないという、まあ玩具にもならないくらいのものだ。
だが、これが結構しんどいんだよ。魔力が少なくても、多くても光らない。適当な量の魔力を出し続けるのはなかなか疲れるものだ。
「とりあえず、魔力が回復するスピードが上がるポーションを飲んどけ。」
「それなら、魔力回復のポーションの方がいいのでは?」
「それじゃあ、意味がないだろうが」
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
2,186
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる