テンプレを無視する異世界生活

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魔族編

317話 魔従獣師③

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「魔従獣師の弱点を教えろだ?なんで見知らぬお前ごときにそんなことを教えなければいけないんだ!」

「はぁ、俺もこのモフモフのデザートタイガーがこの世からいなくなるのは辛くなるけど仕方ないな~」

「外道が.....足元見やがってよ。」

「俺を殺そうとしたお前が悪い。殺るならもっと強いやつを連れてくるべきだったな。ちなみに今連れてこようとしても、その前に俺がお前の首を落とすだけだから心配すんな。」

「お前、最初から知ってたな!!私を騙したな!」


人聞きの悪いガキだな...........。


「そんなことはどうでもいいんだよ。言うのか言わないのかさっさと決めろ。」

「言えばいいんだろ、言えば!」

「魔従獣師は従魔との信頼だけで成り立ってる。だから、その信頼を壊せばいいんだよ!ほら、教えたぞ!さっさと帰れ!」


こいつ、作品外で絶対にげんこつを入れてやろうか。


「本当にそれだけでいいか?魔従獣師の弱点はそれだけなんだな。嘘や偽りはないんだろ。」


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