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魔族編
289話 精霊族③
しおりを挟む「それより精霊王に会いたいんだが、どうすれば会えるんだ。」
「精霊王様は気まぐれだからどこにいるかは分からないんだよね。で、どの精霊王様に会いたいの?それになんで会いたいの?」
「風の精霊王に会いたいな。理由としては妖精の一滴が欲しいからだ。」
「なんだ、そんなことか!そんなの精霊王様の許可なくてもそこらに生えてるから取っていきなよ!」
「もしかして、さっきからそこらにある青い花が妖精の一滴なのか?」
「そうだよ、人族はそう呼んでるけど本当の名前は風青草っていうんだ。」
俺は足元に生えていた妖精の一滴こと風青草を2輪ほど頂いた。
「じゃあ、用も済んだしここらで帰るとするよ。」
「待ってよ!もう少し歩こうよ!もしかしたら、精霊王様に会えるかもしれないしさ。」
ここには他種族が来ることは極希なのでもう少し一緒に痛いのだろうか。
さっきから無視していたが、精霊達も俺やクグラの周りをずっと徘徊してるもんな。
「そうだな、精霊王には会ってみたいな。」
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