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魔族編
284話 竜圧
しおりを挟む「あぁ、満足だ。」
「皆さん、やめといた方がいいですよ。右半身が使えなくともこの人はSSランクだ。ここにいる皆さんでは傷一つ付けられないですよ?」
俺は優しくここにいる荒々しい冒険者にアドバイスをした。
「あんまり、大人をなめんなよ!!」
2人の冒険者が翔に斬りかかって来た。
「やめとけ!」
バルムスの一言で2人、いやギルドにいる全員が動かなくなった。
「これが、竜を殺して得たスキル「竜圧」か。圧巻だな。」
「の割にはお前はピンピンしてるな。」
「そんなことより何故止めた?」
「俺の前に腕が飛んでこられても困るもんでな。」
確かに俺は腕を飛ばそうとした。なぜなら、こいつらは冒険者だが、その一方で極悪犯罪者グループ「ブルーシープ」の入れ墨が入っている犯罪者だからだ。
それにしても俺の0.03秒ほどしか出ていない殺気にも気づくとはさすが一流だな。
バルムスは言った。
「なあ、少し離れたところで話をしないか?」
「いいだろう。」
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