298 / 1,116
魔族編
281話 悪い治安
しおりを挟むチリィーン
ピリッ
おぉ、怖いねぇ。こんなに複数から殺気を向けられる経験はそう出来ないぞ。
(ここは世界で一番治安が悪いギルドと言われていますからね。)
俺とクグラは念話中だ。一緒に入るのもどうかと思ったんでな。
(知っていたが予想以上だな。)
だが、依頼は結構いいものが揃っているな。ここの奴らは強さを誇るためにがんを飛ばしているんだろうな。
雰囲気を味わいに来ただけだし、とりあえず受付に話を少し聞いてでるとするか。
「すまない、少し話を聞きたいんだが.....。」
「すみません、冒険者でない方はここは利用出来ないんです。」
はぁ、また子ども扱いされているのか俺は.....。本格的に身長が伸びる薬作ってやろうか。
俺は冒険者カードを見せた。
「大変申し訳ありません、Sランクの冒険者さんでしたか。」
「私は受付のエミリと申します。よろしくお願いします。」
「あぁ、頼む。」
この子と話をしてから、殺意が強くなったことは無視しておくとするか。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
2,186
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる