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魔族編
279話 クグラの疑問
しおりを挟む「可能だ。それに不思議な話ではないだろ?そもそも、収納魔法がある時点で魔法の可能性は侮ってはいけないぞ。」
「それはそうですが.....。私が記憶する限り、移動魔法は伝説上のものなので.....。」
「火のないところにはなんとやらって言うだろ。」
クグラは呆れたのか、諦めがついたのかそれ以上は何も言わなかった。
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「割と早く着いたな。また、俺の魔力量や魔法の質が上がったんだな。」
「翔.....さん.....速すぎです..........。」
さすがのクグラもバテバテだった。
だが、さすが一流と褒めてやらねばならないな。
普通の人じゃついてくることはおろか、森の中でぶっ倒れてもおかしくないペースだった。
俺は関所まで歩いた。
「身分証を見せろ。」
俺は冒険者カードを見せた。
「よし、通っていいぞ。」
少し歩いていると、クグラも入ってきたようで
「さすがですね。あの情報は知っていましたか。」
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