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魔族編
225話 辞退
しおりを挟むどうやら闘技大会に出るにはかなり厳しい条件があるらしい。
一番の問題は参加費らしいな。
莫大な参加費がかかるが、その分えげつないような賞金が貰えるらしい。
だから、参加者の大半は貴族連中か貴族から投資をしてもらっている英雄や凄腕Sランク冒険者だな。
希にSSランクの冒険者が出るらしい。だけど、SSランク程になると働かなくても一生遊んで暮らせるほどの金は持っているからあんまりやる気は出さないとか。
「俺はこの権利を白金貨5枚ほどで誰かに売るわ。」
「お前はアホか!これがどれだけ凄いもんかわからんのか?」
お前にだけは言われたくなかったよ.....。
そもそも俺は既に金持ちだし、実力を隠すためにお前らと契約したんだぞ。
それを今更、大会でおおっぴらに晒すとかアホの極みだろうが.....。
「俺は興味もないし、白金貨5枚出してでも出たいってやつはいるだろうしな。どちらがお互いの為かは考えるまでもない。」
「ということで、俺は出ない。」
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