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魔族編
217話 討伐祭②
しおりを挟む「ふざけるのも大概にしろ!!」
「少しもふざけてはいない。じゃあ、お前らに質問だ。お前らが2時間ひたすらに戦ったらSランクの魔物は何匹倒せる?」
「そりゃあ、5体くらいだろうな。」
2時間で5体は普通は考えられないくらい早い方だ。
「俺は1人で100体だ。」
「100体?!」
「嘘だと思うなら表出るか?」
「ああ、いいだろう。」
俺らは外に出た。
もちろん喧嘩を売った訳では無い。
深呼吸をした。
「はっ!」
「?!?!」
「どうだ、俺の実力は分かってくれたか?」
「あ、ああ、十分だ。疑って悪かったな。」
俺は自分の魔力を気体化させ、5人の周りを囲んだ。
害をなそうとはしていないが、高濃度の魔力で囲まれたらゾッとするだろうな。
俺は店の中に戻った。
「翔は何もんなんだ.....。」
「分からないけど、敵にだけしちゃいけないことはわかったよ。」
「間違いねぇ。だが、そんなやつが味方なんだぜ。最高じゃねぇか。」
他の4人は声を揃えて
「間違いねぇ。」
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