テンプレを無視する異世界生活

改革編

197話 プレゼント②

「お前らにはこれをやるよ。」

俺は成績ベスト5の奴らに魔道具を6個ずつ渡した。

ちなみに5位の子は武闘家のシャラドラという子だ。ダンと同じ匂いがするな。

「効果は使ってみてからのお楽しみだ。」

「ここにいるみんなもいい成績を残せばいつか俺からの特別なプレゼントが貰えるかもしれないから頑張れよ！」

「はい！」


「しょっと、こんな感じかこれで魔力を通せば.....。」

ズゥーン

「翔さん、動けないです。」

「ファンドは運が悪いな。それは重力が5倍になる魔法が付与されている。これで身体に負荷をかければ効率がいい筋トレができるだろ？」

「いきなり5倍を引くとはな。2倍から徐々に上げるようにってことで渡したんだがな。」


「お前らのは何が付与されてるんだ？」

指輪を外したファンドがそう尋ねた。

「兄ちゃん、俺のは何かものを貰ったよ。」

「フィム、それに魔力を込めてみろ。」

そう翔がいうと、フィムは何か四角い箱のような物に魔力を込めた。


すると、二本の剣が出てきた。