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改革編
190話 手合わせ⑦
しおりを挟むすまんな、これで終わりだよ。
俺が考えた技を見せてやるさ。
"如月流 壱ノ型 「不動」"
翔は刀を振り下ろした。
たが、あまりにも自然すぎるその振り下ろしに、その場にいた全員が翔が刀を振り下ろしたことに気がつかなかった。
ズギャーン
「ガハッ」
刀が振り下ろされたのに気づいた時にはギダは倒れていた。
「ギダがやられている!!」
リンは一瞬驚いたが、すぐに冷静さを取り戻した。
「フゥー」
深呼吸をして集中しようとしたその瞬間
ブォーン
とてつもない衝撃が身体を襲い、木から落ち倒れ込んだ。
「勝負あり!!」
先生の声がかかると、森は消えいつものグラウンドに戻った。
「ギダ大丈夫か?」
「はい、衝撃はありましたがダメージは全く。」
「リンは大丈夫なのか?」
クラスのみんなが心配している。
「あぁ、もう少しでくるぞ。」
そう言うと、水でできた何かにリンは運ばれてきた。
「大丈夫そうだな。」
「はい、この子のおかげで何とか.....。」
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