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改革編
176話 フィの加護
しおりを挟む俺は目を開いた。
どうやら、神と話している間は時間は進まないらしいな。
フィも同時に目を開いた。
「フィ、どうだった?」
「私に加護がありました!!癒神の加護でした。癒神様ともお話してきました。」
「そうか、それはよかったな。」
フィの加護は非常にいいものだ。というか、フィには相性が素晴らしくいい。
癒神は回復魔法を強化してくれたり、治癒力を上げてくれる。回復魔法は基本的には光属性だからフィとは抜群の相性ってわけだ。
これなら、大聖女になれるくらいだ。
この歳ではありえない魔力量と癒神の加護の組み合わせ。いい原石を見つけてしまったな。
「じゃあ、帰るか。念のために家族以外にはこの事は言わない方がいい。もしかしたら、悪いやつがフィを襲うかもしれないからな。」
「わ、わかりました。気をつけます。」
フィに関してはいい方向にいってくれたな。
問題は俺の「創造神の加護」だな。
「鑑定」もってないとやっぱり不便だな。
自分が持っているものの効果すらわからないとは..........。
これは早いうちに何とかしなきゃな。
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