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改革編
173話 教会
しおりを挟む「凄いですね、翔殿。あの兄弟は間違いなく今年の受験者の中でもトップですよ。」
「あぁ、そうだな。」
学科は長男 ファンドと四男 フィムが戦士科、三男 フェルと長女 フィ が魔法科、次男 フェン が料理科、五男 ファルが技術科に入るらしい。
フェンの料理科が意外だったな。というか、この兄弟の名前覚えにく.....。
「そうだフィ、ちょっと来てくれないか。」
「あ、わかりました。」
フィの加護を調べないとな。
俺らは教会に向かった。
そういえば、俺が教会に行くのも初めてだな。竜神に挨拶しとくか。
俺とフィは協会に入った。
「手を合わせて目を瞑ればいいらしい。」
「はぁ......。」
フィは何が何だかわからない様子だった。
当たり前だ。加護を持っているなんて言っていないからな。俺も100%の確証があるわけではない。だが、何となくだが今までの加護持ちと同じ雰囲気を感じたんだ。
俺とフィは手を合わせて目を瞑った。
「初めてじゃな、人の子よ。やっと顔を見せおったか。」
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