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改革編
169話 スラム街
しおりを挟むとりあえず人を見つけなければな。
"探知"
このスラム街の人口はだいたい3000人か。
「少し話をしたいのだが.....。出てきてはくれないか?」
どうやら俺は5人に囲まれていたらしいな。まあ、気づいてたけど。
「け、けがしたくなければ金品全部置いてけ!!」
小刀をもった9~12歳男の子達だな。
この魔素の中で動けてるだけでもすごいな。
「お前らは何故金が欲しい?理由によってはお前らに金をやろう。お互い傷つきたくはないだろう?」
「家族が病気なんだ.....。治すための薬を買うために金がいるんだよ!!!」
やっぱり、この子らはいい子だな。襲いなれてないところとこの素直さを見ただけでわかった。
「それじゃあ、金はやれないな。もし、俺が渡した金が無くなったらどうするんだ?また、誰かを襲って金を奪うのか?」
「それは...............。」
少年らは困った顔をした。
「だから、俺が治してやるよ。」
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