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改革編
143話 マイホーム③
しおりを挟む「これなんてどうですか勇者様?」
「だから、勇者ではないですよ。私のことは翔と呼んでください。それに敬語は不要ですよ。」
「まあ、あなたがそういうなら。私にも敬語は不要です。私の名はガイルです。」
「じゃあ、よろしくガイル。」
「あぁ、よろしくな翔。」
「それでさっきの魔石だが、あの大きさならあるだけ貰おう。」
「そうか、全部で100個あるぞ。お代は白金貨5枚だ。」
ガイルは冗談でそう言った。
そうだな、質の高さと大きさを考えるとかなりお得だな。
「よし買った。」
翔はそう言い白金貨5枚を机の上に置いた。
「翔.....あんたなにもんだよ.....。」
「駆け出しの冒険者だぞ。まあ、一応魔法使いだな。」
「そういうことじゃねぇよ。こんな大金を何のためらいもなく払えるなんて普通じゃねぇよ。」
「最近、臨時収入が入ったからな。お金には困ってないんだ。」
「まあ、深いところまでは聞かないわ。」
「それより、魔道具の素材が欲しいんだが.....。なんかいいのないか?」
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