テンプレを無視する異世界生活

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改革編

138話 特別報酬

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「翔さん、陛下になんてことを........。」

「いいんですよネルさん。私たちはそれくらいのことはしたでしょう?陛下としてもここで借りを作るのは宜しくないと思いますが.....。」

「翔殿の言う通りだ。二人はそれだけの事をしたのだ。相応の報酬を受け取る権利がある。」

「とりあえずは二人に白金貨500枚ほどを支払おう。」


ネルは唖然としていた。

「そんなに貰えませんよ!ですよね翔さん??」

「そんなことはないですよ。むしろ少ないくらいだ。そうですよね陛下?」

「ああ、そうだ。君たちがこの国にもたらした利益というのは1年でその報酬の200倍は確実だろう。それを考えると少ないくらいだ。」

「だから、他にもあげようと思う。何がいいだろうか?」

「私は白金貨だけで大丈夫です.....。」


ネルはそう言った。


「では、私は他国の王様への面会がしたいので、紹介状を書いてはくれませんか?」

「これはまた翔殿は恐ろしいことを考えてますな。」

「いいでしょう、少し時間をいただくが善処しましょう。」
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