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改革編
134話 斬新なアイデア③
しおりを挟む「これは凄いですね..........。魔力効率が段違いに良くなりました。」
「これでより量産が出来ますね。」
「一つ聞いてもいいですか?翔さんは魔法陣が読めるのですか?」
「はい、読めますよ。」
「そうですか.....。」
ネルは何か覚悟した顔をみせた。
「今回の件は間違いなく成功します。ですから、この件が終わった後に少し頼みたいことがあるんです。」
「魔法陣の読み方ですか?」
「はい、そうです。」
「それは無理です。魔法陣を読むには尋常じゃない知識量が必要です。それに、魔法陣を読めると誰かに知られれば、ネルさんの身が危ないです。恩人を危険に合わせるようなことは出来ません。」
「そうですか..........。」
「ですが、ネルさんが作ろうとしてる魔法の完成は手伝わせてください。」
「何故その事が分かったんです?」
「魔法陣の読み方を知りたいってことは魔法を書き換えたいってことですから、それは必然的に分かるものですよ。」
「そうですね。そうと決まればさっさとこの仕事を成功させましょう。」
ネルは笑いながらそう言った。
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