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改革編
131話 確信と疑問
しおりを挟む「とりあえず、安定するまではネルさんの方で販売していただくということでいいですか?」
「はい、それで構いません。むしろ、私が甘い蜜を吸っていいのでしょうかね?」
やっぱりこの人は天才だったな。成功するビジョンがネルさんにも見えているんだな。
あとはネルさんの人格に期待するしかない。むやみに技術を乱用するようなら、この人には任せられない。
表での評判は決して悪くない。むしろ、いい方だ。あとは裏で何かしてないかが心配だな。
まあ、彼に限ってそんなことはないだろう。
「製造方法はこのような感じになります。」
「これは凄いですね!これなら絶対に成功しますよ!勇気を出して出資をした甲斐がありましたよ。」
「それにしても、製造はこちらに任せてもいいんですか?これは極秘な技術と言われてもおかしくない程の貴重なものですよね?」
「そこに関しては構いません。後には平民にも製作方法を公開するつもりなので。」
「私は見たいのです。みんなの工夫や才能を。人類の可能性を見たいんですよ。」
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