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改革編
129話 問題解決
しおりを挟むとりあえず、近いところで考えると輸出品の作成だな。
この世界にない日用品は沢山あるな。
日本にあったものはほとんどない。
ないというか質が低すぎてないに等しいと言ったところだ。
何を洗うにもガッチガチの石鹸で洗ったりしているし、体を拭くタオルは雑巾みたいなものだ。
それは貴族も同じだ。
故にお香で身体をいい匂いにしているんだ。
まるで平安時代だな。
ここで問題が生じる。商品を作ること自体は容易だが、それの販売権をどこに売りつけるかが問題となってくる。
国からの直々の依頼だから国に渡すのが当然だが、アド殿下からは任せると言われている。
私情を挟むとここは貴族に渡すより平民に渡して豊かになってもらいたいところだが、そうはいかない。
もちろん後々そうなるようにしたいが、最初は安定して供給できる資産の持ったものに任せたい。
俺の資産は今は1億円くらいだから、出来ないことはないがそれではこの国の成長には繋がらない。
「翔さん、見つかりましたよ。この条件で出資してくれる貴族の方が!」
お、この問題は無くなったようだ。
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