テンプレを無視する異世界生活

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改革編

122話 再戦②

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「確かにヤバそうな匂いがプンプンするぜ。」

「無駄話はもういいだろ。いくぞ。」


翔はダンに突きをした。

ダンは軽々と避けた。

「容赦なく殺しにきてんな。」

汗を拭きながらダンは言った。


ダンの速さは前の時の比じゃないな。相当悔しかったんだろうな。鍛錬をかなり積んだんだろう。


「次はこっちからいくぞ。」


一発くらいは受けてやるよ。


ドン


翔はダンの剣を受けた。


クソ重たいし、手が痛いわ!これはもう受けられないな。刃こぼれが心配になるほどの一発だった。


シュン


翔は刀を鞘に収めた。


「どうした翔。勝負はまだ終わってないぞ。」

「今回は魔法を使わせてもらうぞ。俺の本気を倒したいだろ?」

「いいだろう、こいよ。」


ここで俺の魔法を否定するのはダンのプライドが許さないのは知っていた。ごめんな、今回も勝たせてもらう。


"闇霧"

"氷矢烈"


辺りは真っ暗になった。


キン

「氷の矢か。暗闇だと厄介だな。」


"光弾"


ズゥーン


光の弾がダンの身体を貫いた。
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