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改革編
121話 再戦①
しおりを挟む「ウォラーレの時は助かったよ。改めて礼を言わせてもらう。」
「あぁ、気にするな。それよりお前に話がある。」
「昇級の話が出てるんだ。新たな勇者様をSランク以上にするのが当然だ っていう貴族の意見が多くてな。」
「称号の件でだな。昇級については何も異論はない。だが、Sランクになるってことは昇級試験があるんだろ?」
「そうだ、内容は「ギルドマスターとの実戦」だ。」
「なるほど、負けたままじゃ引き下がれないってことか。」
「俺も男だからな。」
ダンは笑みを浮かべながら言った。
「じゃあ、今からするか。」
「そうこなくちゃな。」
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「今回は全力で行かせてもらうぞ。」
ダンは剣を抜いた。
「魔剣か。さてはドワーフの職人に作らせたな。」
「あぁ、王様に頼んで作ってもらったもんだ。」
相当な負けず嫌いだなこいつ。
俺も「水竜刀」を抜いた。
「珍しい形の剣だな。」
「これは刀っていうんだ。魔力纏ってないと腕がなくなるから気をつけろ。」
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