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竜の国編
97話 食事
しおりを挟む「それにしても本当に翔は強いよ。まさか負けるとは思わなかったな。」
「まあ、技術や知識がクロよりあるだけだ。単なる力ならお前の足下にも及ばないさ。」
「だから凄いんだよ。力で劣ってるのに勝てるその素質があれば竜闘祭の特別賞で役に立つかもよ。」
「なるほど、そんなチャンスがあるのか。楽しみだな。」
「まだ何にも言ってないよ?」
「あぁ、それはもういいさ。それよりお腹空いたんだが、なんか美味しいご飯を食えるとこはないか?」
「それなら大丈夫!いつも俺がご飯食べるとこで一緒に食べるぞ!」
クロの背中に乗ってクロの城より大きな城についた。
あぁ、やっぱりあいつらに会うのかな。このでかい城は文献で見た。
「黒竜様、お待ちしておりました。して、そちらの方は?」
「あぁ、我の客人だ。」
どうしたクロ、いつもの口調はどうした。察するにこういう所では威厳を保たないとダメなんだろうな。
仕方ないから俺もクロってここでは呼ばないでやろう。
キィー
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