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竜の国編
92話 黒竜
しおりを挟む「じゃあ、人族の俺は竜闘祭には出れないのか?」
「まあ、普通は出られないけどお前なら大丈夫じゃないか?」
「なんでだ?」
「お前は他の人族と違って強いし賢い。竜は自分より弱い竜より、自分より強い人族を尊敬する。竜が一番重要視しているのは強さだ。」
「なるほどな。色々教えてくれてありがとうな。俺の名前は翔だ、これからもよろしく頼む。」
「おう、翔!俺は黒竜だ。よろしくな。」
黒竜って伝説の竜の一匹だぞ.....。黒竜、白竜、赤竜、緑竜、青竜。これらの竜は五色竜と呼ばれている天竜たちだ。
正直今の俺では勝てるかわからない。というか戦いたくないって言うのが本音だ。
でも、俺の印象は悪くなさそうだから、その心配はないな今のところは.....。
とりあえず、先を急がないと.....
竜闘祭のエントリーは2日後までだからな。
「じゃあ、また竜の国でな黒竜。」
「え?一緒に行くんじゃないのか?」
「お前のスピードには追いつけないから先に行っといてくれ。」
「それなら、俺の背中乗れよ」
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