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ウォラーレ編
74話 権威の乱用③
しおりを挟む"これ"とはギルドのことだ。
ギルドの設立は他国の最も権力を持ったものと、ギルドマスターの推薦があって始めてその国に建てることが出来るものだ。
あいにく俺はどちらともコネがあったからな。
「このドワーフの国、ウォラーレに商業ギルド、冒険者ギルドをつくる!」
利点はかなりある。
ギルドを作ることによって来る人の数が桁違いになる。
それに冒険者がいればこの周辺に魔物が出ても、すぐに対処ができる。
商人がいれば経済は回り、より豊かな国になる。
しかも、冒険者がこの国のギルドを主に活動し始めれば国の中でも経済が回る。
一石六鳥くらいある。
この件に関しては、殿下にもダンとリィーンにも既に許可をとっている。あと2日もあればここにバカでかいギルドが建つことになる。
ドワーフは風属性の土魔法を得意としている。
建築に関してはなんの問題もない。
建てるのは彼らに任せよう。
あとは俺がやろう。
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