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リーデル編
54話 念願の図書館③
しおりを挟む俺はそこから10日間、朝から夜まで図書館に通いつめた。
10日目の午後5時頃
「あぁ~読み終わった~」
翔は1万もの書物を10日で読破したのである。
「禁断魔法から伝説の魔物、国家問題、色々学べた。ジャンのとこで見た本で破れていて断片的にしかわからなかった部分もわかってスッキリ!」
翔はこの10日で人族を含めない、6種族の言語も覚えていた。
「妖精族の言葉は難しかったな。発音がフランス語に似ていたから、人族には難しいはずだよ。」
翔はスキル「想像」により、頭の中で発音練習をしていたのである。
神聖な図書館でうるさくする訳にはいかないからね。
翔は宿に帰る前に武器屋によった。
「おっちゃん、売り物にならない金属製の武器ない?」
こうして翔は、5本の鍛えるのに失敗した剣をかった。
ドスン
「はぁ、この10日間は楽しかったな。知らないことを知ることと新しいことに触れることはいつもワクワクするな。」
よし、今日は試したいことがあるんだよね。
この10日間で学んだ「古代文字」!!
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