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リーデル編
34話 王様
しおりを挟む翌日
今は馬車の中。これから、王様に会いに行くらしい。非常に面倒くさい。
だが、今朝ジャンが金貨3枚も持ってきた。
日給30万円だと思えば少しは妥協もできる。
俺は新たな魔法を創ろうとしてたのにいい迷惑だよ。
お、城についたかな。
「翔様お待ちしておりました。」
執事がいる。ダンディでかっこいいけど、この人結構やれるな。
平均は1500くらいの化け物だな。
ギルドマスターといい、この国の戦力は人のそれを遥かに凌駕してる。
そんなことを考えていると、王がいる部屋についた。
「おぉ、貴殿が翔殿か」
「お初にお目にかかります。私の名は如月 翔と申します。」
「まあ、そう堅くなるな。友と話す感じで気軽に話してくれ。」
「わかった。会えて嬉しいよリモン殿下。」
その瞬間、側近と執事が魔法陣を起動しようとした。
「やめんか!客人だぞ!!」
穏やかそうな王が声を荒らげて言った。
「ですが、殿下」
執事がいうと
「言い訳はいらぬ。お前らはこの部屋から出てゆけ」
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