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リーデル編
33話 面倒と遠慮
しおりを挟む「白金貨1枚でどうだ?」
1000万円で買い取るってことだよね?
この人鍛えすぎて馬鹿になっちゃったのかもしれない。
いや、これはまずいぞ。
さっき、商業ギルドを出る前に少し相場は見た。
ホワイトワイバーンの魔石に白金貨1枚も出すなんてありえない。
いって金貨30枚だ。
これは1000%国絡みだな。
「わかりました。」
俺の手を掴み食い気味にダンが
「ありがとう!じゃあ、明日には王様の所へ行くから準備しておいてくれ。」
ほらね。知ってたけどさ。
白金貨には勝てなかったわけよ。
一応、聞いておくか。
「なぜ王の所へ行かなきゃいけないのでしょうか?僕は明日は依頼をしなきゃいけないのですが!」
まあ、明日もゆっくりしようとしてたけどさ.....
「申し訳ないが、それは機密事項だから言えない。だが、報酬は出す。頼む!」
ギルドマスターに頭を下げさせて、報酬まで貰えるなんてろくな事ではないだろうが、ダンには「ダル絡み連中ボコボコ権」も貰ったし仕方ないな.....
「わかりました、行きましょう。」
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