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本編
10話 大天才の本領発揮②
しおりを挟むとりあえず、自分の適性を調べよう。調べ方はジャンに教わった。
弱い魔物から出る3cmほどの白魔石に魔力を流し、変わった色によって属性がわかるらしい。
翔は白魔石に手をかざし魔力を注いだ。
すると、紺色になった。
これは三属性の証拠である。
紺色は火と水と風の三属性だ。
副属性を含めると全ての魔法を使える3つの属性である。
これだけを聞くとチート能力だと思うだろ?
これが違うのである。全属性使えるということは、全属性に相性の悪い属性が存在することになる。
と一般人は思う。
だが、俺はここの抜け道を知っている。それが「合成魔法」である。
合成魔法は属性のそれを無視して発動できる魔法である。これは、ジャンのところで秘密にしていたことの一つである。
これは世界の魔法事情が180°ひっくり返る発見なのである。
合成魔法は基本的に主属性と副属性でしか行われないため、今まで気づかれることはなかったのだろう。
さぁ、属性が分かったことだし本気出しますか。
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