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本編
6話 初めての魔法①
しおりを挟む「この本に書いていたことは基本的に3つだ。」
1,魔力の大きさは当人の魔力器の大きさと魔力管の太さである。
これは、魔力を保存する器と魔力が通る道の幅で決まるってことだ。
2,主魔法系統と副魔法系統の相性は不変である。
魔法の種類は、水、火、風、雷、光、闇の6種類で
火と光、水と闇、風と雷
この組み合わせの相性が抜群であり、
火と風、光と闇、水と雷
この組み合わせは相性が最悪ってことである。
3,魔法は魔力を通す技であるため、色々作って創造力を高めよう!!!
最後だけ著者ふざけたな.....
それはそうと、これが1番大事なことだ。
魔力を通す媒体と魔力で作動させる陣は形をこだわらないということだ。
陣に世界を滅ぼすっていう細工を施して、木の棒に付与すると木の棒で世界消滅とかシャレにならないことが起こるかもしれない。
「と、まあ内容はこんな感じだ!」
「疑問があるが聞いていいか?」
「わしらドワーフは土魔法を使うが系統にはないぞ?」
「それは風魔法に分類されるんだ。風魔法と言っても、具体的には地魔法みたいな感じなんだ。これは作った人のネーミングが悪かったね。」
「なるほどな。じゃあ、わしらも風魔法を使えるということだよな?」
「そうだね、使えるはずだよ。でも、風魔法と土魔法の魔法陣は微妙に違うから感覚が少し変わってくるはずさ。」
「お主、魔法陣が読めるのか?」
「うん、これは俺の世界でやっていたものに似てるのさ。しかもそれは俺が1番の得意なものだ。」
正確にいえば、物理と数学の融合みたいなものだ。威力と撃つ方向、範囲、魔力の流し方を暗号化したものが魔方陣になっている。
それにこれはジャンには秘密だが、書き換え方と法則も知った。
これを知られると何かと問題になってしまうだろうしね。
それを恩人のジャンに背をわせるのは恩を仇で返すようなもんだ。
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