えっ!どうしよ!?夢と現実が分からない状況なので模索した結果…

ShingChang

文字の大きさ
上 下
7 / 34
第一章 ~夢の始まり~

#07.予知夢

しおりを挟む


 部屋を飛び出した私は間もなく男が来るだろうエレベーターとは逆へ
 向かい通路を走った!通路の角を曲がり身を隠す…そしてひとまず
 下着にシャツを着ただけの私はズボンを履いた

 通路の角に隠れ様子をうかがう為、顔半分を出し様子を見る

 エレベーター出入り口の上にある通過を知らせる数字が
 【1】から【2】変わる

 上がってきている…

 そして【2】から【3】へと変わった
 さらに【3】から【4】に変った後【5】に変わる事は無かった…

 間もなくしてエレベーターが開く…
 想像通り何のイレギュラーも無く岸根が現れた


 そして岸根は何の躊躇もなく私の家のドアの前に立つ

  緊張が走る

 間違いない岸根だ…チャイムを鳴らす様子も無い…ドアを壊す気か?

 すると岸根は上着のポケットから何かを取り出しドアノブに刺した


 私は思った…

 ストーカーのスキル舐めてた…なんで鍵を持っている?
 というか、そもそも鍵なんて閉めてない…そんな時間は無かったし

 【ただいま】

 そう言わんばかりに一切のためらいも無く
 岸根はドアを開け私の家の中に消えていった…

 私はソレを確認した後、急いでその場から立ち去った

  *:・゚✧*:・゚✧ *:・゚✧*:・゚✧ *:・゚✧*:・゚✧

 最悪の3連休初日だ…私の【お任せ】した夢は
 こうなる事を回避する為の予知夢だったのか?

 当ても無く街を彷徨い続けたが今の状況下ではソレで十分だった…


 やがて時は経ち周りは薄暗くなる…

 いよいよ夜になり今後の行く末に不安を感じ途方に暮れていた

 当ても無く彷徨う内にふと気が付くと私は
 ひと気のない路地に迷い込んでいた

 そしてソレがどうゆう事なのか私は理解していた…


 ほら…聞こえてきた…あの音が…


しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

絶世のディプロマット

一陣茜
SF
惑星連合平和維持局調停課に所属するスペース・ディプロマット(宇宙外交官)レイ・アウダークス。彼女の業務は、惑星同士の衝突を防ぐべく、双方の間に介入し、円満に和解させる。 レイの初仕事は、軍事アンドロイド産業の発展を望む惑星ストリゴイと、墓石が土地を圧迫し、財政難に陥っている惑星レムレスの星間戦争を未然に防ぐーーという任務。 レイは自身の護衛官に任じた凄腕の青年剣士、円城九太郎とともに惑星間の調停に赴く。 ※本作はフィクションであり、実際の人物、団体、事件、地名などとは一切関係ありません。

サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由

フルーツパフェ
大衆娯楽
 クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。  トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。  いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。  考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。  赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。  言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。  たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。

片道切符のシャングリラ

はじめアキラ
SF
「来週のポット研修がナシになればいいなと思う。めんどい」  小学生の僕と、僕の自慢の兄である裕介。  僕達の国は、中学卒業の最後の年に、ポッドに入ってバーチャル空間で倫理を学ぶ“ポッド研修”を受けなければいけないという法律がある。  一日がかりの法律を、兄は面倒くさがっていた。  そもそもその奇妙な研修には、きな臭い噂がまことしなやかに囁かれていたから尚更だ。  僕はポッド研修の真実を調べるべく、こっそり兄が研修のために乗るバスに乗り込み、研修施設に潜入することを決めたのだが。 エブリスタにて開催、『未完結でも参加できる 執筆応援キャンペーン第二十二回「架空の法律」』佳作受賞作品です。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

離婚した彼女は死ぬことにした

まとば 蒼
恋愛
2日に1回更新(希望)です。 ----------------- 事故で命を落とす瞬間、政略結婚で結ばれた夫のアルバートを愛していたことに気づいたエレノア。 もう一度彼との結婚生活をやり直したいと願うと、四年前に巻き戻っていた。 今度こそ彼に相応しい妻になりたいと、これまでの臆病な自分を脱ぎ捨て奮闘するエレノア。しかし、 「前にも言ったけど、君は妻としての役目を果たさなくていいんだよ」 返ってくるのは拒絶を含んだ鉄壁の笑みと、表面的で義務的な優しさ。 それでも夫に想いを捧げ続けていたある日のこと、アルバートの大事にしている弟妹が原因不明の体調不良に襲われた。 神官から、二人の体調不良はエレノアの体内に宿る瘴気が原因だと告げられる。 大切な人を守るために離婚して彼らから離れることをエレノアは決意するが──。 ----------------- とあるコンテストに応募するためにひっそり書いていた作品ですが、最近ダレてきたので公開してみることにしました。 まだまだ荒くて調整が必要な話ですが、どんなに些細な内容でも反応を頂けると大変励みになります。 書きながら色々修正していくので、読み返したら若干展開が変わってたりするかもしれません。 作風が好みじゃない場合は回れ右をして自衛をお願いいたします。

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

だんだんおかしくなった姉の話

暗黒神ゼブラ
ホラー
弟が死んだことでおかしくなった姉の話

滅亡後の世界で目覚めた魔女、過去へ跳ぶ

kuma3
SF
滅びた世界の未来を変えるため、少女は過去へ跳ぶ。 かつて魔法が存在した世界。しかし、科学技術の発展と共に魔法は衰退し、やがて人類は自らの過ちで滅びを迎えた──。 眠りから目覚めたセレスティア・アークライトは、かつての世界に戻り、未来を変える旅に出る。 彼女を導くのは、お茶目な妖精・クロノ。 魔法を封じた科学至上主義者、そして隠された陰謀。 セレスティアは、この世界の運命を変えられるのか──。

処理中です...