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第一章 ~夢の始まり~
#06.ドアの向こうの恐怖
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ピンポーン
え!?
だれ!?
岸根!?
いやいや、ここは4階!早すぎる…
てか、まず岸根が実在するハズもなく…
ドンドンドン
え?誰?どうしよ…開ける?それとも居留守?
ドンドンドン
コレって…ドア蹴破ったり壊されたり、結果ドア開いちゃうフラグ!?
短時間での選択を余儀なくされ緊張が走る中、突然女性の声が!
『幹男ぉ~!開けてよ…もう眠さ限界ぃ~』
なんだよ!朱美さんか!! …隣の住人、白瀬朱美だった
*:・゚✧*:・゚✧ *:・゚✧*:・゚✧ *:・゚✧*:・゚✧
私は安堵と共に冷静を取り戻しドアを開けた…
『う~気持ち悪ぅ…幹男ぉ!チャイム鳴らしたらすぐ開けろっての!』
酒臭っ!酔ってるなぁ…どうやら半同棲の幹男と勘違いしてるらしい…
『あけみぃさぁ~ん…私ですよ!自分の家は隣ですよ!』
『あ、みな子ちゃん!アタシ仕事で披露MAXなのに開けてくれないのよ』
『いやいや!チャイム鳴らすのは隣ですよぉ~ここ私んちなんで』
『ん?…だからかぁ~wごめんごめん、じゃぁまたぁ~』
*:・゚✧*:・゚✧ *:・゚✧*:・゚✧ *:・゚✧*:・゚✧
ビビらせやがって…
自称ナンバー1キャバ譲の朱美さん。毎度酔っての帰宅…でも本当は
ナンバー1じゃなくワースト3のキャバ譲だ。酒癖の悪さも手伝って
固定客がいない…いやいや、そんな事はどうでもいい…
再確認をしなければ…少し開いたカーテンの隙間から
不審者チェックの為に恐る恐る覗く
あれ? 居ない… 私の思い過ごしだったのか?
やっぱり通りすがりの見知らぬ【誰か】だったんだ
ホッと胸を撫で下ろしたのも束の間
視線を移すと…
その男は私の住むマンションを目指し向って来ていた
そして男は突然立ち止まり建物を見上げる…
その視線の先にはカーテンの隙間から見ている私がいる
必然的に私は男と目があった…すると男はニヤり笑う
確信した。岸根だ!! あの薄気味悪い口元にゾッとした…
その刹那!
気づくと私は無意識に
右手にズボン、左手にスマホを握り部屋を飛び出していた
え!?
だれ!?
岸根!?
いやいや、ここは4階!早すぎる…
てか、まず岸根が実在するハズもなく…
ドンドンドン
え?誰?どうしよ…開ける?それとも居留守?
ドンドンドン
コレって…ドア蹴破ったり壊されたり、結果ドア開いちゃうフラグ!?
短時間での選択を余儀なくされ緊張が走る中、突然女性の声が!
『幹男ぉ~!開けてよ…もう眠さ限界ぃ~』
なんだよ!朱美さんか!! …隣の住人、白瀬朱美だった
*:・゚✧*:・゚✧ *:・゚✧*:・゚✧ *:・゚✧*:・゚✧
私は安堵と共に冷静を取り戻しドアを開けた…
『う~気持ち悪ぅ…幹男ぉ!チャイム鳴らしたらすぐ開けろっての!』
酒臭っ!酔ってるなぁ…どうやら半同棲の幹男と勘違いしてるらしい…
『あけみぃさぁ~ん…私ですよ!自分の家は隣ですよ!』
『あ、みな子ちゃん!アタシ仕事で披露MAXなのに開けてくれないのよ』
『いやいや!チャイム鳴らすのは隣ですよぉ~ここ私んちなんで』
『ん?…だからかぁ~wごめんごめん、じゃぁまたぁ~』
*:・゚✧*:・゚✧ *:・゚✧*:・゚✧ *:・゚✧*:・゚✧
ビビらせやがって…
自称ナンバー1キャバ譲の朱美さん。毎度酔っての帰宅…でも本当は
ナンバー1じゃなくワースト3のキャバ譲だ。酒癖の悪さも手伝って
固定客がいない…いやいや、そんな事はどうでもいい…
再確認をしなければ…少し開いたカーテンの隙間から
不審者チェックの為に恐る恐る覗く
あれ? 居ない… 私の思い過ごしだったのか?
やっぱり通りすがりの見知らぬ【誰か】だったんだ
ホッと胸を撫で下ろしたのも束の間
視線を移すと…
その男は私の住むマンションを目指し向って来ていた
そして男は突然立ち止まり建物を見上げる…
その視線の先にはカーテンの隙間から見ている私がいる
必然的に私は男と目があった…すると男はニヤり笑う
確信した。岸根だ!! あの薄気味悪い口元にゾッとした…
その刹那!
気づくと私は無意識に
右手にズボン、左手にスマホを握り部屋を飛び出していた
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