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病院へ~
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いつもお読みいただき、ありがとうございます!
これからも、よろしくお願いいたします!
_______________
つい先日は、慧くんを送って、うちの両親に認めてもらったこと、明後日病院へ行くってことだけ、慧くんのお母様に伝え、会社へとんぼ返りした。
今日は、もちろん1日休みをもらった。
朝イチだから、時間はかかったとしても、半日くらいかなと思っているが、大学病院は混むものだし、説明や結果を聞いた慧くんが不安になるかもしれないからな。
そんなときに、仕事だと言って、番を放置するような男は、男失格だ。
少なくとも、俺はそんなことは絶対にしたくないからな。
_ピンポーン_
慧くんの家に着き、車を停めて、インターホンを押す。
今日は紫園は、会社に出てもらっている。
どうしても俺じゃなきゃいけないもの以外の、仕事をしてくれる。
少しくらいのトラブルなら、紫園が対処してくれる。
病院はどれくらい時間がかかるかもわからないから、二人の方が気楽だってことで、今日は自分で自分の車を運転してきた。
「はい。」
「須藤です。慧くんを迎えにきました。」
「はい、お待ちくださいませ。」
そう言って、いつもの執事とは違う使用人が開けてくれた。
案内された先は、リビングだった。
応接間ではないところが、自分も中村家の家族として認めてもらえているようで、嬉しい。
「慧くん、お待たせ。お迎えにきたよ。」
「あっ、須藤さん!」
「けーいくん、一慶でしょ?」
「あっ、はい、一慶さん・・・」
だんだんと小さくなる声だが、可愛らしい声が聞こえた。
恥じらう姿がとても可愛くて、下半身にくる。
「「ぅ"う"っ!」」
快くんと共に、心臓を抑え、前屈みになる。
落ち着け~落ち着け~ふーふー。
「ふっ、男は大変だねぇ~けーいにい、可愛いっ。病院気をつけてね。帰ってきたら、結果聞かせてね?じゃ、いってきまーす!」
凛ちゃんが、他人事のように笑いながら、小走りで学校へと出ていった。
それを恨みがましく見送る。
「うぐぅ~っ!くそぉっ、凛め!」
俺も快くんと同じ思いだ。
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つい先日は、慧くんを送って、うちの両親に認めてもらったこと、明後日病院へ行くってことだけ、慧くんのお母様に伝え、会社へとんぼ返りした。
今日は、もちろん1日休みをもらった。
朝イチだから、時間はかかったとしても、半日くらいかなと思っているが、大学病院は混むものだし、説明や結果を聞いた慧くんが不安になるかもしれないからな。
そんなときに、仕事だと言って、番を放置するような男は、男失格だ。
少なくとも、俺はそんなことは絶対にしたくないからな。
_ピンポーン_
慧くんの家に着き、車を停めて、インターホンを押す。
今日は紫園は、会社に出てもらっている。
どうしても俺じゃなきゃいけないもの以外の、仕事をしてくれる。
少しくらいのトラブルなら、紫園が対処してくれる。
病院はどれくらい時間がかかるかもわからないから、二人の方が気楽だってことで、今日は自分で自分の車を運転してきた。
「はい。」
「須藤です。慧くんを迎えにきました。」
「はい、お待ちくださいませ。」
そう言って、いつもの執事とは違う使用人が開けてくれた。
案内された先は、リビングだった。
応接間ではないところが、自分も中村家の家族として認めてもらえているようで、嬉しい。
「慧くん、お待たせ。お迎えにきたよ。」
「あっ、須藤さん!」
「けーいくん、一慶でしょ?」
「あっ、はい、一慶さん・・・」
だんだんと小さくなる声だが、可愛らしい声が聞こえた。
恥じらう姿がとても可愛くて、下半身にくる。
「「ぅ"う"っ!」」
快くんと共に、心臓を抑え、前屈みになる。
落ち着け~落ち着け~ふーふー。
「ふっ、男は大変だねぇ~けーいにい、可愛いっ。病院気をつけてね。帰ってきたら、結果聞かせてね?じゃ、いってきまーす!」
凛ちゃんが、他人事のように笑いながら、小走りで学校へと出ていった。
それを恨みがましく見送る。
「うぐぅ~っ!くそぉっ、凛め!」
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