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謁見と仲直り③
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「よかったわ。仲直りできて。二人とも相思相愛なのに、お互い思い違いをしていて、やっと思いが通じ合ったと言うのに、すぐにバカ息子が喧嘩になるようなこと仕出かして。本当にリフィアちゃん、ごめんなさいね。」
「いえ、王妃様は何も・・・」
「それでも、息子なのよ。幸せになってほしいの。もちろん、あなたにもよ。」
「はい。ありがとうございます。」
「それで、話しとはなんだ?」
と、今まで空気のようだった陛下が、話しがまとまったところで口を開いた。
「はい。両想いだと知って、私が暴走してしまいました。」
「ん?どういうことだ?」
「はい。その・・・・・・フィアと、早く結婚したいと思いまして・・・その・・・」
「まったく。ハッキリなさい!」
と王妃様の厳しい声。
「はっ、はい!!早く結婚したくて、その話しをしたくて、文官を走らせました。ですがその・・・そのことについてフィアに怒られまして・・・」
「そりゃー、リフィアちゃんが正しいだろう。」
「はい。そうなのですが・・・」
「ハッキリせい!!」
と、陛下にも怒られてしまった殿下。
ああ、これは後でフォローが必要ね。
「はい!!すみません。私と同じ気持ちでいてくれないのだ、と思ったら、悲しくなり、辛くなり、泣いてしましました。その顔を見せまいと、フィアが私を抱きしめてくれたのにもかかわらず、私は恥ずかしくて・・・フィアは大胆だな、などと言ってしまいました。」
「「それは、あなた(お前)が悪いだろう!!」
「は、はい・・・」
あらら、シュンとしてしまった。耳がたれたウサギに見えるわ。
「それで?暴走して、やってしまった間違いはわかったわ。文官を走らせてまで、結婚を早めたかったの?」
「いえ、王妃様は何も・・・」
「それでも、息子なのよ。幸せになってほしいの。もちろん、あなたにもよ。」
「はい。ありがとうございます。」
「それで、話しとはなんだ?」
と、今まで空気のようだった陛下が、話しがまとまったところで口を開いた。
「はい。両想いだと知って、私が暴走してしまいました。」
「ん?どういうことだ?」
「はい。その・・・・・・フィアと、早く結婚したいと思いまして・・・その・・・」
「まったく。ハッキリなさい!」
と王妃様の厳しい声。
「はっ、はい!!早く結婚したくて、その話しをしたくて、文官を走らせました。ですがその・・・そのことについてフィアに怒られまして・・・」
「そりゃー、リフィアちゃんが正しいだろう。」
「はい。そうなのですが・・・」
「ハッキリせい!!」
と、陛下にも怒られてしまった殿下。
ああ、これは後でフォローが必要ね。
「はい!!すみません。私と同じ気持ちでいてくれないのだ、と思ったら、悲しくなり、辛くなり、泣いてしましました。その顔を見せまいと、フィアが私を抱きしめてくれたのにもかかわらず、私は恥ずかしくて・・・フィアは大胆だな、などと言ってしまいました。」
「「それは、あなた(お前)が悪いだろう!!」
「は、はい・・・」
あらら、シュンとしてしまった。耳がたれたウサギに見えるわ。
「それで?暴走して、やってしまった間違いはわかったわ。文官を走らせてまで、結婚を早めたかったの?」
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