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3章

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昨日、更新をわすれてしまいました。すみません。

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次の日、僕らの予想では、例の貴族が今日も来るだろうと思っていたのだが、予想に反してお昼になっても来なかった。


予想していたからこそ、父上も兄上も、母上も姉上も、家にいるっていうのに。


まさか、監視してて、家族が家をでないとこないとか?
僕が一人のとこを来て、どうにかしようってことかな?


僕なら、どうにもならないだろうけど、普通の子なら焦るだろうな・・・
もしかしたら、婚約を承諾しちゃうかも。
最終的に当主の承諾が必要だとしても、揚げ足をとられたりして、どうにもならないような事態になるのかも??


そうだとしたら、本当にタチが悪いな。

それとも、本当に何も考えていなくて、呑気に寝過ごした、とか。
観光していた、とか? 

どちらにしても、僕にとっても、うちにとってはいい迷惑だ。



そんなこんなでお昼を食べ、家族でティータイムをしている。

「最近はみんなそれぞれに忙しくて、こんなふうに家族揃ってお昼を食べたり、ティータイムをするの久しぶりだから、その点ではあの貴族に感謝してます。へへッ」

と笑ったら、

「ほんとね。嬉しいわ。」


「ああ、ノアと1日一緒にいれるだけで、幸せだ。」


「兄上、それは母上や姉上に失礼です。」


「ほんとよね!でも、お兄様のノアLOVEは今に始まったことではないものね。」


「「「はははっ(うふふっ)」」」


僕は困惑顔になってしまったけど、幸せだった。
そんな幸せな時間をうち壊すかのように、父上の執事兼家令のイーマスが呼びにきた。


「皆様、例の方々がいらっしゃいました。」


「ああ、やっぱりきたか。まったく、今まで何をしていたんだか。」


「父上、あんなバカの考えることなんて、わかるわけないですよ。」


「そうよね。ノアをなめまわすように見て、気持ち悪いブタだったもの。」


「姉上・・・本心でも、レディの言うことではないのでは?」


「あら、本当のことよ。それに、私の婚約者はそんなこと、気にしないわ。なんてったって、辺境伯の産まれですもの。フフフ」


「ハハハ・・・」
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